5月にくる固定資産税について

5月と言えば税金の時期ですね。

車の税金に家の固定資産税・・・出費が痛いです。

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固定資産税とは?

固定資産税とは、土地や建物を所有している人に課される税金です。

地域や種類、新しさで税金額が変わってきます。

ではいつの時点で所有していると固定資産税を支払う義務があるのでしょうか?

これは1月1日時点で登記簿に記載された人に対して課されることになっています。

例えば1月2日に土地を誰かに売却した場合であっても、日割分の請求書を送ってくれることはありません。

1月1日時点の所有者に1年分の固定資産税の請求書が届いてしまいます。

実際の取引では物件の引渡し日以降の分は新所有者の負担として日割計算で精算することになります。

なぜ固定資産税は5月にくるのか?

1月1日で税金を負担する人が決まっているにもかかわらず、なぜ5月に請求がくるのでしょうか?

それは固定資産税が年度ごとに課されているからです。

1月1日時点で固定資産税の負担者が決まるので1月1日~12月31日を1年として計算していると思いがちですが、固定資産税上の1年は4月1日~3月31日になります。

ですのでその年の税金額が確定するのも年度始まりの4月1日ということになります。

↑の日割り計算について、参考までに具体的に負担分を計算してみます。

仮に平成29年1月2日に物件の引渡しがあった場合

平成29年1月1日時点での所有者A:平成28年4月1日~平成29年1月1日(平成28年度分の日割金額)

平成29年1月2日時点での所有者B:平成29年1月2日~平成30年3月31日(平成28年度分の日割金額+平成29年度分)

  1.  Aさんは引渡し日である1月2日の前日までの分を負担します。
  2. Bさんは引渡し日である1月2日から翌年の年度末の分までを負担することになります。

ここで問題なのが、引渡し日である平成29年1月2日時点では平成29年度分(平成29年4月1日~平成30年3月31日まで)の固定資産税の金額が確定していないことです。

4月1日以降に金額が確定してから精算するという方法もありますが、実務上は平成29年度分を前年度と同額として精算してしまうことがほとんどです。

固定資産税の支払いは?

固定資産税の支払いは、一括で1年分を支払うか1年分を4回に分けて分割払いするかを選ぶことができます。

どちらを選択しても金額は同じです。

ただ、一括用と分割用の納付書が同じ封筒で送られてきます。

分割にしてしまうと支払い期日を忘れてしまいがちなので、余裕があるようなら一括で払ってしまいましょう。

まとめ

固定資産税については、不動産業をされているような方でなければ以下の3つだけを覚えていれば十分です。

  1. 固定資産税は1月1日に不動産を所有している人に課される
  2. 固定資産税は4月1日から翌年の3月31日までが1年として計算される
  3. 固定資産税の支払いは一括払いと4回の分割払いがある