梅雨時になると発生するカビ・・。
放っておくと掃除に手間がかかってしまって大変です。
しかしキチンと対策をたてて実行していれば、その後の掃除を格段に楽にすることができます。
賃貸住宅に住んでいるならカビの被害で原状回復費用を請求されることにもなりますのでしっかり対策をしておきましょう。
カビはなぜ発生するのか?
カビの大好物は水分です。
部屋の中で湿気がこもっている場所を見つけては発生します。
湿気がこもってジメジメした場所を好むので
- 湿度は65%以下
- 湿気をこもらせない
という2点がカビ対策では有効になります。
湿度は65%以下
「カビは湿度65%以下なら繁殖しない」と言われていますのでできるだけ湿度を下げる必要があります。
その対策として有効なのが
- 除湿剤・・・最も安いが効果は薄い
- 除湿器・・・除湿器本体と使用中の電気代がかかるが効果は抜群。移動できる点がメリット
- エアコン・・・使用中の電気代がかかる。移動させられない点がデメリット
の3つです。
湿度を下げるために除湿器やエアコンが効果的ですが、電気代のことも考えると一日中つけっぱなしにするわけにもいけません。
除湿器かエアコン使用する時間を調整し窓際に除湿剤を置いたりと組み合わせて使うことが経済的です。
湿気をこもらせない
湿気をこもらせないためには家具と家電の配置にも注意が必要です。
壁にピッタリとくっつけてしまうと、空気の通り道をふさいでしまうので周辺で湿気がこもってしまいます。
家具や家電を配置するときは少しずつ隙間を空けて置くようにし空気の通り道を確保しましょう。
そのうえで部屋の中に空気の流れをつくってあげることが有効です。
ココで活躍するのは扇風機です。
梅雨の時期は窓を開けて換気をするというわけにはいきませんので、扇風機を使って空気の流れを作ります。
そうすることで一部に湿気がこもることを防ぎます。
湿度をさげつつ空気の流れをつくってやればさらに効果が期待できます。
それでもカビ対策としては完璧ではない
カビ対策をマメにやったとしても100%完璧というわけにはいきません。
こんなところに!?というようなところでカビに遭遇します。
そんなときにはどうしていますか?
除菌のつもりで酢を使う方も多いようですが、これはオススメしません。
殺菌効果はありますが効果は長続きせず、元が穀物なのでカビ増殖の栄養になってしまいます。
それよりももっとオススメな方法があります。
カビには無水エタノール
カビに有効なのは無水エタノールです。
これはドラッグストアで簡単に手に入ります。
エタノールにはカビのたんぱく質を分解する効果があります。
カビ対策には無水エタノールを水で薄めて使用します。
割合は無水エタノール:水=6:4ぐらいです。
薄めない方が効きそうと思いがちですが、薄めて使用する方が効き目があります。
これをスプレーボトルに入れて掃除することで効果が長持ちします。
無水エタノールはカーテンにも使える
カビの胞子は空気中にも多く浮遊しており。それがカーテンにも付着しています。
月に1度は洗濯したほうがいいのですが、意外と大変ですよね?
そんなときにはまたまた登場!無水エタノール!
これはカーテンなんかに付着したカビに対しても有効です。
なんか消毒薬クサくなりそうですよね?
でも安心してください。ニオイはほとんど残りません。
ただいくらニオイがあまり残らないとは言っても、半年に1度ぐらいは洗濯するようにしてください。
最後に
このように日々マメにカビ対策をすることを心掛けることが大事です。
それでもカビに遭遇したときは無水エタノールで撃退です。
無水エタノールはカビ撃退には非常に役に立ちます。
カビ対策の知識として「風の通り道をつくる」というようなことは知っていても、実践している人は少ないかもしれません。
少しの手間を実践するだけで掃除がグッと楽になります。
ぜひ皆さんも実践してみてください。
コメント