加入は強制?賃貸契約するときに役立つの火災保険の基礎知識

賃貸

賃貸契約をするときに必ず不動産屋から勧められる火災保険。

強制加入だと勧められるがままに入ってしまう人も多いですが、借りる部屋の割に補償額が大きすぎるものや無駄に高額なものに入らさせているかもしれません。

 

この記事では

近々賃貸契約をする予定だけど、どうやら火災保険に入らないといけないらしい・・・実際どんなことが補償されるのかもよくわからないし、できれば余分なお金はかけたくないから加入したくないんだけどダメなんだろうか。

 

もしどうしても加入した方がいいならできるだけ安いところを自分で探したいんだけどできないだろうか。

こういったお悩みに答えていきます。

 

ただでさえお金のかかる引っ越しなので、契約費用を少しでも抑えるために無駄な出費はどんどん減らしていきましょう!

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火災保険は加入しないといけないけど特定の火災保険への加入を強制することはできない

保険業法上、特定の火災保険への加入を強制することはできません

 

しかし全ての賃貸物件において火災保険の加入は契約条件となっており、募集段階ですでに貸主指定の火災保険に加入することが条件となっている場合があります。

 

あえてその物件を借りたいのであれば貸主指定の火災保険に加入するか、個別に貸主と交渉をして指定外の保険に加入することを認めてもらう必要が出てきます。

 

身内に保険会社に勤めている人がいる」等の理由があれば渋々ではありますが納得してもらえる可能性もありますので試してみてください。

賃貸物件の火災保険で補償されるのはこの3つ

加入しないといけない賃貸物件用の火災保険ではどんなことが補償されるのでしょうか?

一般的にカバーされるのはこの3つです。

  1. 家財補償
  2. 借家人賠償
  3. 個人賠償

家財補償

家財補償はあなたの所有している家財に対する保険です。

あなたが部屋に持ち込んだ家財を買い直す場合の費用を補償するものなので、部屋に持ち込むものの価値に見合った金額のものに加入しておきましょう。

低すぎても高すぎても良くないので要注意です。

 

例えば、一人暮らしをするなら300万円まで補償されるプランを勧められますが、実際に部屋に持ち込んだもの全ての値段を足しても100万円の価値しかないなら200万円分は使われることのない無駄な補償ということになります。

 

反対に200万円の価値の家財を持ち込むのに100万円までしか保険をかけていなかった場合、火災などで全ての家財の補償が必要になった場合に足りなくなってしまいます。

借家人賠償

借家人賠償は大家さんに対する弁償補償です。

大家さんに対する弁償となると建物を傷つけてしまったケースなので弁償しないといけない金額は高額になります。

この補償は大家さんにとってもあなたにとっても大きなメリットがあります。

 

例えば、あなたが立ち上がろうとして足がもつれて壁にぶつかってしまったとします。

その際に壁に大きな穴を開けてしまったような場合、あなたは大家さんの所有物を壊してしまったことになるので弁償する義務を負います。

高額な修理費用を実費で払うのはキツイですし、すぐに用意できないかもしれません。

そんなときに頼りになるのがこの補償です。

 

1Rや1Kだからといってあまり安いものは意味がなく、金額的には1,000万円以上は補償されるものに入っておく必要があります。

部屋でボヤを起こしてしまった場合なんかは部屋全体の弁償をしないといけなくなりますからね。

個人賠償

個人賠償は建物以外で誰かに傷を負わせてしまった場合に補償されるものです。

借家人賠償が建物での出来事を想定していたのに対し、個人賠償は建物以外での出来事を想定しています。

 

例えば、近所のコンビニへ自転車を走らせている途中で子供とぶつかって怪我をさせてしまったような場合にはこの個人賠償での補償となります。

 

自動車保険や生命保険と合わせてすでに加入していることも多いので確認してみましょう。

火災保険に加入していない場合のリスクを考える

賃貸契約時には不動産屋が火災保険への加入を確認します。

紹介された火災保険に加入しない場合、加入した火災保険の証券のコピーを提出しないといけません。

 

しかし、入居中に解約をしていたり更新手続きをしていなかったりして無保険になっている人もいます。

 

そんな無保険状態の人にはどんなリスクがあるのかを具体的な例を使って見ていきましょう。

  1. 上階からの水漏れに対応できない
  2. 放火による被害に対応できない
  3. ボヤを起こしてしまった時の賠償金が全て自己負担になる

上階からの水漏れに対応できない

あなたがいくら注意して住んでいたとしても他の部屋が原因で事故が起こってしまう場合があります。

 

例えば、上階からの水漏れです。

真上の部屋の排水管が詰まったり給水管の故障で、あなたの部屋の天井から水が降り注いでくるかもしれません。

 

そのせいで部屋に置いてあったテレビやパソコン、洗濯機なんかが濡れて故障してしまったとしても真上の入居者の保険で買い直しにかかる費用の全てがカバーされるとは限りません。

 

もしも相手の保険で一部しか補償されない場合はあなたが加入する家財補償で残りの部分をカバーしないといけなくなります。

放火による被害に対応できない

放火による被害があった場合にはあなたに責任はありません。

自分に全く落ち度がなかったとしても事故は突然やってきます。

 

そんなときに火災保険に入っていないと部屋に持ち込んだ家財道具の補償は一切受けられません。

ボヤを起こしてしまった時の賠償金が全て自己負担になる

もしあなたが寝タバコやストーブの消し忘れ等でボヤを起こしてしまった場合、真っ黒に焼けてしまった室内の修繕費用はあなたの責任になります。

 

保険金額が十分な保険に入っていれば問題ありませんが、無保険や保険金額が足りなかった場合の賠償金は全てが自己負担になってしまいます。

 

火災が起こると数百万〜数千万円クラスの賠償金が発生することがあるので保険に入っておかないとその後の人生に大打撃ですよ。

不動産屋が勧める火災保険は高い

不動産屋で仲介をしてもらうと火災保険もセットで売り込みにきます。

ただしこの火災保険は比較的割高なので要注意です。

 

仲介をした不動産屋であっても加入する火災保険を強制することはできませんので、できることなら自分で安い保険会社を探してみましょう。

まとめ

賃貸契約のときに加入しないといけない火災保険についてご理解いただけたでしょうか?

 

火災保険には加入しないといけないが、保険業法上特定の火災保険を貸主や仲介会社が強制することはできないようになっています。

 

できるだけ安い保険会社を探して必ず加入しておくようにしましょう!

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