プロが教える部屋探しのコツ!アパート内見時の必須チェックポイント

賃貸

初めての部屋探しでテンションが上がっている時に部屋の内見に行くと何を見ても良く見えてしまいます。

 

 

「この部屋めっちゃいいやん!」

「こんないい設備ついてんの?!」

「やばい!もうココやな!」

 

住み始めてからもず〜っとハイテンションなら嫌なところも見えてこないですがそんなわけにもいきませんよね。

 

落ち着いたときに嫌な部分も見えてくるんです。

  • この設備キレイやけど使い勝手悪いな・・・
  • 隣の工場めっちゃうるさいやん・・・
  • なんで内見のときにもっとちゃんと見やんかったんやろ・・・

あとからこんな風に思ったところで引っ越し費用や契約時に払った初期費用は1円も戻ってきません。

 

後悔しない部屋を選べるかどうかは内見時にかかってると言ってもいいです!

 

この記事では

初めての部屋探しで明日いよいよ部屋の内見に行く予定だけど見ておいたほうがいいポイントとかあるの?

こういった悩みについて答えていきます。

 

不動産屋で10年以上働いている筆者がついつい見落としがちな内見時のチェックポイントについて詳しくお伝えします。

ぜひ内見前に読んで予習をしておいてくださいね。

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いい部屋を見つけるための必須条件は実際の物件に足を運ぶこと

今ではインターネットサイトやアプリで簡単に物件を検索できますし、家にいながら外観写真・内装写真・近隣施設の写真まで見ることができるので非常に便利ですよね。

 

大量の写真を見ていると物件の雰囲気は伝わりますが、これだけで実際の部屋を見に行った気になるのは危険です。

 

不動産屋で働いていると

インターネットで見たこの部屋契約したいんやけど

ってスマホ画面を見せてくるお客さんも結構います。

 

ただ実際の部屋を見てもらうと半分以上のお客さんが

思ってたのと違った。別の物件にするわ

と言って他の物件を申し込んだりしています。

 

このことからわかるのは画面で見るのと実物を見るのでは全く印象が違うということです。。

 

例えば、資料では『バルコニー南向き』と書いてあったからと言って日当たりがいいとは限りません。

南側に高い建物が建っていて午前中だけしか日が当たらないなんてアパートも結構あります。

 

他にも、内装写真は同じアパートなら一括して登録していることが多く、写真ではキレイに見えたとしてもその写真に写っているのは隣の部屋で、実際に募集している部屋はクリーニングが不十分なんてこともあります。

 

契約後に後悔しないためにも申し込む部屋は必ず内見はしておきましょう。

部屋探しに失敗しないための内見チェックポイント

実際に物件を見るために現地へ行った時にどこを見たらいいのかってよくわかりませんよね。

だからといって雰囲気だけで判断していると必ず失敗します。

 

ここではアパートの内見時にチェックしておくべきポイントをまとめます。

  1. 広さ
  2. 日当たり
  3. 設備の古さ
  4. リフォームとクリーニングの程度
  5. 結露・カビの有無
  6. コンセントの数と位置
  7. シャワーの水圧
  8. 上下左右の部屋の玄関前とベランダ
  9. 駐車場・駐輪場の使い易さ
  10. ゴミ置場の位置と手入れ
  11. 近隣の工場等
  12. 駅までの時間

広さ

広さには尺モジュールメーターモジュールという2種類の測り方があります。

これらのどちらで表記しているかで、同じ6畳表記であっても実際の広さは違ってきます。

 

例えば実家の部屋がメーターモジュールの6畳で、アパートが尺モジュールの6畳なら実家の部屋よりも畳1枚分ほど小さく感じるはずです。

 

同じ6畳だから大丈夫だろうと考えずに実際に見て広さを体感しておくことが大事です。

 

他にも単純に不動産屋の物件資料が間違っている可能性もあります。

『洋室8畳』と書かれていたとしても実際に見に行ってみると6畳しかなかったなんてこともあるかもしれません。

 

実際の部屋を見ずに契約するのは想像している以上にリスクの高い行為ですよ。

日当たり

日当たりは現地に行かないとわかりません。

しかも住み続けても改善することはありませんので内見時にしっかりチェックしておきましょう。

 

周りに高い建物があったり、南側の建物との間が狭すぎる場合は日当たりが悪くなる可能性があるので要注意です。

 

同じアパートであっても101号室は日当たりがいいのに105号室だけ隣の敷地から木が張り出してきていて部屋の中が暗いなんてこともありますので、必ず申し込む部屋を見ておきましょう

設備の古さ

エアコン等の電化製品は製造年月日が書かれているシールが貼ってあるのでこちらも確認しておきましょう。

設備の古いものは電気代が余計にかかりますし、性能も年々低下しています。

 

万が一故障したからといって、すぐに交換してもらえるとも限りません。

夏の暑い日にエアコンが壊れて取り替えてもらう場合であっても、取り付け工事の順番待ちで1週間以上待たされることだって考えられます。

 

製造から4〜5年なら問題ないかもしれませんが、10年以上経過しているようであれば入居前に取り替えの交渉をしてみることをオススメします。

 

部屋は気に入りましたがエアコンが古いようなので新しくなりませんか?もし交換してもらえるなら入居したいんですが難しいでしょうか?

そう言えば営業担当から大家さんに交渉してもらえますよ。

リフォームとクリーニングの程度

汚れ具合やリフォーム・クリーニングの程度は部屋によって違います。

 

インターネットサイトや店舗のカウンターで見せてもらった内装写真がその部屋の今の状態であるとは限りません。

  • 隣の部屋の写真
  • その部屋の直近の入居者が契約する前の写真

の可能性だって十分あります。

 

実際に見にいったときに壁クロスの色や柄が違ったり、ヤニで黄ばんでいたりすることもあれば、水回りのクリーニングが不十分なことだってあります。

 

目立つ傷や汚れがある場合は解約時に誰が傷つけたのか汚したのかというトラブルになりますので大家さんと立会い確認しておいたり入居前に再クリーニングを依頼することも必要になってきます。

結露・カビの有無

鉄筋コンクリート造のマンションのように機密性の高い建物はエアコンの効きが良い反面、外と中の温度差が激しくなるので結露に悩まされることになります。

窓枠サッシの周辺や窓枠の木部のカビ汚れなどを見ておきましょう。

 

結露が多くなると空気が通りにくい収納の中や家具の裏側がカビだらけになるので、そういった部屋を借りる場合は十分に対策しておく必要があります。

コンセントの数と位置

建物が古ければ古いほどコンセントの数は少ないです。

しかも位置が微妙だったりします。

 

引っ越ししたときに置きたい家具や家電は人それぞれで、それらを置いたときにできるだけ近くにコンセントの差し込み口が欲しいところです。

 

遠くから壁を這わせて延長コードを持ってくることもできますが見た目が悪くなります。

 

少なくとも冷蔵庫・電子レンジ・テレビボード・スマホ充電器・扇風機・コタツの置きたい位置をイメージし、コンセントの数と位置が問題ないかを確認しておきましょう。

(エアコン・洗濯機は専用置場の位置にコンセントがあるはずです)

シャワーの水圧

アパートやマンションの上層階では水の出が悪いことがあります。

配管の口径が小さすぎたり使用件数が多くて水が上階まで上がりにくいのが原因ですが、通常は設置してあるはずの加圧ポンプを設置していないアパートではシャワーの水圧がものすごく弱くなります。

 

引っ越し初日に引っ越し作業で疲れてようやくお風呂に入れたってときに、いくら蛇口を回してもチョロチョロしか水が出なかったら必ず後悔してしまいますよ。

 

営業担当さんに断ったうえでシャワーの水圧をチェックしておきましょう。

(排水口には排水のニオイが上がってこないようにするための特殊な液体を流してあることもあるので営業担当さんに水を流しても大丈夫かどうか絶対に確認しておいてくださいね)

上下左右の部屋の玄関前とベランダ

部屋の玄関前とベランダには住んでいるがどんな人なのかというヒントが転がっています。

上階であればベランダを確認するのは難しいですが、玄関前なら簡単にみることができますのでぜひ見ておいてください。

 

玄関前に小さい子用の三輪車をおいてあるのか、大量の缶ビールの空き缶がゴミ袋いっぱいに詰められているのかでは印象が全然違いますからね。

駐車場・駐輪場の使い易さ

車や自転車・バイクを持っているなら必ず駐車場と駐輪場を見ておきましょう。

現地で契約する駐車位置と停めやすさを確認しておかないと、毎日のストレスになりかねません。

 

駐車場を見る場合は

  • 通路が狭すぎないか
  • 駐車位置が一番奥じゃないか
  • 1つ手前に駐車する車がデカくないか

 

駐輪場を見る場合は

  • ホコリだらけの自転車や原付を置きっ放しにしていないか
  • スペースに余裕があるか(1台分だけピンポイントで空いているようならおそらく夜にはいっぱいになるので要注意)

 

部屋ばかりに気をとられて見落とさないようにしましょう。

ゴミ置場の位置と手入れ

ゴミの日にどこに出すことになるのかを現地で説明してもらいましょう。

 

アパート敷地内に集積場がなくて遠くまで持っていかないといけないとなるとかなり面倒です。

 

資源ゴミだけ遠くまで持っていかないといけないなんてところもありますので、忙しい仕事前に持っていける距離なのかを実際に確認しておきましょう。

近隣の工場等

現地案内に行く前にできれば住宅地図を見せてもらっておいてください。

そこでアパートの近くに工場大きな総合病院等がないかどうかを確認しておきましょう。

 

その後に現場でそれらの施設までの距離や騒音なんかを確認します。

工場の音がよくわからない場合は時間を変えて行ってみることも大事です。

朝から夕方までずっと金属を打ち合うような音が響いていると気が滅入ります。

 

大きな総合病院については『いいんじゃないの?』って思うかもしれませんが、救急患者の受け入れをしているような病院の場合は夜中であっても救急車の音がかなり近くで鳴り響きます。

ただでさえ睡眠時間が短いようなら適度に離れておく方が無難です。

駅までの時間

不動産屋では80mを徒歩1分として表記されています。

 

徒歩3分であれば240mの距離ということになりますが、あくまでも地図上での平面距離での計算です。

駅までの間に坂道や開かずの踏切があれば時間は大きくズレることになります。

 

「資料には駅まで徒歩3分って書いてるから部屋を借りたのに実際には10分以上かかるじゃないか!」

こんなことを後から言ったところであとの祭りです。

まとめ

賃貸営業マンは契約が欲しいので不利になりそうなことまで親切に教えてくれません。

 

聞かれなかったから言わなかったんだ!

と平気で主張してきますので、自分の身は自分で守れるようにしっかりと予習しておきましょう。

不動産屋の言うことや資料を100%信用するのではなく、自分の目でしっかり確認することが大事です。

 

「この物件のダメなところを教えて」

と営業担当に聞いてみるのもいいですよ。

もし

「悪いところはない」

なんて返事が返ってくるならその営業マンは怪しいと思った方がいいかもしれませんね。

 

部屋探しに失敗しないためにも現地で見ておくべきチェックポイントを予習して内見に挑みましょう!

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