代理って?

代理とは代理人が意思表示をすることによって契約の効力を直接本人にかえってくるものです。

代理には、法定代理委任による代理の2つがあります。

法定代理・・・本人から頼まれるわけではなく、法律の規定によって代理権を与えられたもの 親権者等

委任による代理・・・本人から頼まれて代理権を与えられたもの

今回は委任による代理についてお話したいと思います。

不動産取引の現場では、本人が取引時に来ることができないという状況があります。

こういう場合には本人の代理人に来てもらって取引をすすめることになります。

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代理人になるには

代理人になるには本人からの委任が必要です。

委任されたことを証明する書面として「委任状」があります。

委任状に決まった書式はありませんが、記入日・本人の氏名・実印の押印・委任する事項の内容・期限を記入し、本人の実印を押印し印鑑証明書を添付するのが一般的です。

委任する事項の内容に関しては、できるだけ具体的に決めておくようにしましょう。

代理人の責任

代理人が委任された事項の範囲内でした行為は全て本人へかえることになります。

代理を委任された場合はそのことを念頭に置いて慎重に行動する必要があります。

ですので、委任する事項の内容はできるだけ具体的に委任状に記載しておきましょう。

委任する事項が書かれていない委任状も目にしますが、これは絶対にダメです。

代理人が署名するときの注意点

本人Aが代理人Bへ代理を委任した場合は署名・捺印をするにはどのように書くのでしょうか?

パターンとしては、

  1. Aの住所・Aの氏名 + Aの印鑑
  2. Aの住所・Aの氏名 + Bの印鑑
  3. Bの住所・Bの名 + Bの印鑑

といったところでしょうか。

1の署名をしようと本人Aの印鑑を借りてくる人もいますが、あとで振り返った時に誰が署名したのかわかるように3の書き方が望ましいです。

3の署名をする場合は、自分が代理人であることを示すように、「A代理人B」と書いておく必要があります。

まとめ

代理は頼まないのが一番いいですが、どうしてもその必要がある場合は以下の点に注意してください

  • 代理で取引行為をする場合は本人の「委任状」を作成して本人の実印を押印し印鑑証明を用意する
  • 委任するないようの記載がない委任状は絶対に作らない
  • 代理人に委任する事項の内容はできるだけ具体的に委任状に記載しておく